『ネット時代の反論術』仲正昌樹を読んだ

ネット時代の反論術 (文春新書)posted with amazlet at 10.06.06仲正 昌樹 文藝春秋 売り上げランキング: 188806おすすめ度の平均: 反論術の背後に見え隠れする筆者の考え方や感性 これは徹底的な技術論の本として読むべきでしょう 怒り爆発! ネットでの反…

『老後がこわい』香山リカを読んだ

老後がこわい (講談社現代新書)posted with amazlet at 10.06.05香山 リカ 講談社 売り上げランキング: 102974おすすめ度の平均: 自分の老後について 男女問わず読んでみる価値があります 「一女性」から老後についての思いを語ったエッセー 答えの出ないこ…

『名ばかり大学生』河本敏浩を読んだ

名ばかり大学生 日本型教育制度の終焉 (光文社新書)posted with amazlet at 10.05.30河本敏浩 光文社 売り上げランキング: 12156おすすめ度の平均: 学ぶことの本質的な意義への問題提起 名ばかり教育論の典型、教育社会学や計量研究の手法を学んで出直す必要…

家田荘子『不妊―赤ちゃんがほしい』を読んだ

不妊―赤ちゃんがほしい (幻冬舎アウトロー文庫)posted with amazlet at 10.05.14家田 荘子 幻冬舎 売り上げランキング: 239180Amazon.co.jp で詳細を見る 「子供がいて当たり前」ではない。日本では10組に1組が子のない夫婦といわれ、そのほとんどが望みなが…

『プッシュプッシュ 小錦八十吉自伝』を読んだ

魁皇の自伝『怪力』よんでみたいなあ、図書館にあるかな、とおもって図書館に行ってみたもののなし。 仕方ないので『プッシュプッシュ 小錦八十吉自伝』を読んでみた。 一人称は「ボク」。できるだけ小錦っぽさをだそうと努力しているところが見える文体なん…

Digital Infrared Phography

Digital Infrared Photographyposted with amazlet at 10.05.13Cyrill Harnischmacher Rocky Nook 売り上げランキング: 45547Amazon.co.jp で詳細を見る上の本を購入&読んでみた。ほかにもいくつかデジタルインフラレッド写真の本は出てるのだが、ほかのほ…

『男気万字固め』吉田豪の感想

インタビュアーとして類まれなる才能を発揮する吉田豪のインタビュー集。インタビュー対象に共通するのは男気あふれる人たち、ということ。山城新伍、ガッツ石松、張本勲、小林亜星、さいとうさかを、本宮ひろ志の6人。文庫化記念としておまけで乙武洋匡との…

『ローズ奨学生―アメリカの超エリートたち』三輪裕範の感想

歴代のアメリカ合衆国政権におけるローズ奨学生について、とくにクリントン政権におけるローズ奨学生についての記述がメイン。ローズ奨学生とはいかなるものか、どういった資質がもとめられ、どういうことをするのかといった記述などから始まり、政治の世界…

『ネトゲ廃人』芦崎治の感想

ネトゲ廃人とはネットゲームに仕事や学校や家庭などを犠牲にしてまでハマりまくった人の事。本書はそういったネトゲ廃人たちへのインタビュー記事が主となっている。 ところで、私はネットゲームにハマリかけたことがある。毎日睡眠を削ってゲームをやり続け…

『すごい生き方』雨宮処凛

『すごい生き方』雨宮処凛を読んだ。感想あとでかく。すごい生き方posted with amazlet at 10.04.29雨宮 処凛 サンクチュアリ出版 売り上げランキング: 115216おすすめ度の平均: 自殺しないで楽になる方法 同調できてしまった・・ 微妙かな。Amazon.co.jp で…

『僕、トーキョーの味方です』マイケル・プロンコの感想

『ニホン語、話せますか?』マーク・ピーターセンにつづいて「ガイジンエッセイ」を読んでみたが、いまいち。ピーターセン以上にいまいち。哲学者らしく(?)日本文化についていろいろ考察しているのだけれども、それが的を外しているようにおもえてならない…

『ニホン語、話せますか?』マーク・ピーターセンの感想

『ニホン語、話せますか?』マーク・ピーターセンを読んだ。岩波新書のベストセラー『日本人の英語』『続・日本人の英語』の著者マーク・ピーターセン氏のエッセイ集。この二冊以外には私は何冊かこのひとの本はよんでる。感想でも書こうと思ったけれども、…