高安と舛ノ山

平成生まれの初の関取、高安と舛ノ山。舛ノ山がフィリピン母ということは知っていたけれども、高安も母親がフィリピンだったとは。こういうのをみるとやはり重要なのはハングリー精神なのではないかとおもってまう。

11月の大相撲九州場所で、平成生まれで初めての関取が2人誕生する。29日の日本相撲協会番付編成会議で、舛ノ山(千葉県出身、千賀ノ浦部屋)とともに新十両昇進が決まった高安(茨城、鳴戸)は同日午前、千葉県松戸市鳴戸部屋で「うれしさでいっぱい」と喜びを語った。
 土浦一中時代は野球部だったが、父親や担任の勧めで角界入りした。2005年春場所初土俵。上下関係が厳しくてやめたいと思ったこともあるという。「両親の応援が心の支えになった。苦労が無駄じゃなかった。一つの目標を達成できた」。同じ1990年(平成2年)生まれの舛ノ山と「励まし合い、競い合って角界を盛り上げたい」と頼もしい抱負も。
 部屋の兄弟子には稀勢の里がいる。師匠の鳴戸親方(元横綱隆の里)は「高安は噴火中の火山のよう。どのような形になるかはこれからだが、三役とその上を狙える」と期待している。